シャンボールセリエ CHAMBORD SELLIER ／ 【国内正規品】 ／ フレンチシュリンクレザートートバッグ「ARLES」（TAUPE／トープ）／ セール除外品 フランス メンズ オンオフ兼用 レザーバッグ カバン 革 鞄

フランスの美意識が反映された高貴な雰囲気を纏う革製品ブランド

CHAMBORD SELLIER（シャンボールセリエ）は、フランス北中部シャンボール発祥の革製品ブランドです。1947年の創業以来、70余年にわたる歴史の中で、エルメスやカルティエ等、有名メゾンのOEMを手掛けてきた実績を持ちます。シャンボール地方を象徴する馬具をモチーフにしたディテールを取り入れたデザインを特徴とするコレクションは、常に最高級レザーが使用され、フランス全土でもわずか20数名しかいないと言われる国家認定アルチザン（フランスの人間国宝のような職人）を含む熟練職人の手縫いで仕上げられており、精巧なステッチワークやコバの磨きなど手仕事によるクオリティの高さが際立ち、シンプルであるにもかかわらず他に類を見ない独特な存在感を放ちます。エンブレムにはレオナルド・ダ・ヴィンチが設計し、世界遺産にも登録されているシャンボール城が刻印されています。

持つだけで品格がぐんと上がる。オンオフ問わない万能レザートート「ARLES」

今回ご紹介するのは、新たにラインナップに加わったトートバッグ「ARLES（アルル）」になります。シャンボールセリエのバッグは、正統派のわりとかっちりとしたものが多く、価格も15万円からと決して求めやすいものではありませんでした。そんな状況に一石を投じるべく開発されたのがARLESです。近年人気を博しているミニバッグコレクション同様、痒い所に手が届く日本企画モデルとなっています。

ご覧のとおり、上質な革でなければ成立し得ない、無駄を省いたシンプルデザインの舟形トートでして、大きすぎず小さすぎず、オンにもオフにも対応する絶妙なサイズ感になっています。舟形デザインですっきりとスリムに見えながらも、約13センチの底マチが設けられているので見た目以上に収納力があります。A4サイズの書類やノートPC、iPadなどのタブレット端末が入る必要十分な容量を誇るので、オンオフ問わずフル活用して頂けます。メインポケットは1室構造。間口が大きく開くので荷物が取り出しやすく実用的です。ジャケットを着ていても問題なく肩掛けでき、手持ちしたときにバッグの底が地面につかないよう緻密に計算されたハンドルの長さ（高さ）も秀逸です。

素材には、シャンボールセリエ自慢のフランス産の最高級シュリンクレザーを採用。従来モデルは芯材を入れることでかっちりとしたフォルムに仕上げていましたが、ARLESの場合、芯材を省く（＝一枚革を使用する）ことでひっそりと佇むような上品で柔らかなフォルムを描き出し、同時に軽量化にも成功しています。たゆんとした柔らかいフォルムですが、革の厚みが緻密に計算されているので中身が空の状態でもしっかり自立するところがミソです。寸分の狂いもない精巧なステッチワークや丁寧なコバの磨きを含め、美しさと使いやすさを高次元で融合させた作り込みには感心させられます。エルメスやカルティエの製品を手掛けていただけのことはありますね。流石の仕上がりです。

気になる価格ですが、なんと税込み9万円台半ばです。シンプルデザインに徹することで工賃を、芯材を省くことで材料費を、といった具合にコストダウンを図り、クオリティを下げることなくお求めやすい価格を実現しています。もちろんメイド・イン・フランスです。従来の定番トートCINONは19万円台半ばでしたので、この価格はかなりお買い得だと思います。気になる方はお早めにお買い求めください。

柔らかく弾力のあるフランス産の最高級シュリンクレザー「LAGUN」

このバッグには、シャンボールセリエの代名詞ともなっている「LAGUN（ラグーン）」という名称の革が使用されています。トリヨンラグーンの名で親しまれているこの革は、南フランス・バスク地方にて100年近くの伝統を守り続ける高級タンナーが手掛ける最高級シュリンクレザーです。厳選に厳選を重ねた原皮（生後1～2年程の傷が少ない牛革）を用い、クローム鞣しによってソフトな質感に仕上げた後、特殊な薬剤と熱を加えることで銀面を収縮させて独特のシボを生み出したシュリンクレザーは、長年の使用に耐え得る厚みとコシがありながらも、しっとりと滑らかな手触りで指を押し返してくるような弾力があります。また、使い込むほどにしなやかさが増し、落ち着いた艶感とで織り成す圧倒的なエイジングを楽しむことができます。通常の革よりも繊維密度が高く、ちょっとやそっとでは型崩れしないことも特徴です。長年きれいな形が保たれます。手にした瞬間に分かる上質感や吸い込まれそうなシボの存在感は、世に溢れるなんちゃってシュリンクレザー（型押しのシボ革）では決して味わえないものです。一部の有名メゾンでしか使うことが許されていない、まさにフランスの至宝とも言える最高級シュリンクレザーです。内側には布地（コットンキャバルリーツイル）のライニングが付くので耐久性もばっちりです。